2006年06月17日

確率で考えるための枠組みや心構え

ゾーン 相場心理学入門」から確率で考えるための枠組みや心構えを紹介です。

私的にはこの部分が最重要点だと考えてます

以下抜粋
確率で考えるためには、確率的環境の基本原理と一致する心の枠組みや心構えを確立しなければならない。トレードに適した確率的心構えは、次の五つの根本的真実からなる。

1.何事も起こり得る。
2.利益を出すためには次に何が起こるか判る必要はない。
3.優位性を明確にする一定の可変要素には、勝ち負けがランダムに分布する。
4.優位性があるとは、あることが起きる可能性がもう一つの可能性よりも比較的高いことを示しているにすぎない。
5.マーケットのどの瞬間も唯一のものである。


精神的苦痛を経験する可能性は、自分がさらされている情報の定義と解釈の仕方から生じる。
このことを肝に銘じておいてほしい。これら五つの真実を受け入れたとき、自分の期待は市場環境の心理的現実と常に一致していることになる。適切な期待があれば、マーケットの情報を苦痛や脅威として定義したり解釈したりする可能性を排除するだろう。そしてそれによって、トレードの感情面のリスクが効率的に解消されるのである。

目的は、常に未知のフォースがマーケットに存在するという事実を完壁に受け止め、気楽な心理状態を生み出すことにある。これら五つの真実を根本的信念のなかで十分発揮できるようになったとき、心の理性的部分が(トレードの本質について自分が抱いているその他の信念と同じように)これらの真実を守ってくれるだろう。

これはつまり、少なくとも理性のレベルで、「次に何が起こるか確信できる」という自動的な考えや思い込みから、自分の心が守ってくれることを意味する。各トレードが予測できない結果を生む唯一の事象であり、過去のほかのどのトレードとも関係はランダムであると信じるのであれば、次の事態を確信できると信じて正解を期待することはできないはずだ。 抜粋終

日々是学也
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この記事へのコメント

1. Posted by JE   2006年06月19日 04:45
幾分、誤解している点が有ります。

先ず、次の二つに分けて、考えると、

1.自己批判

2.他者に対する批判

自己批判=他者批判、或いはその逆に、他者を批判したら、それは、自分自身も、その他者と似たような点が有るので、自分自身を批判した事になるのか、って事なんですが。

続く。

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