2005年09月01日

偉大な投資家たちが一般向けに書いた投資に関する書籍

投資戦略の発想法より
*良書だと書き続けたら、2005年度版が発売されました

昨日の続き、著書から、偉大な投資家たちが一般向けに書いた投資に関する書籍を紹介します。

以下抜粋

読みやすく取り組みやすいものとしては、偉大な投資家たちが一般向けに書いた書籍がお勧めです。

まずは、伝説的ファンド・マネジャーだったピーター・リンチの著作『ピーター・リンチの株で勝つ』(三原浮雄・土屋安衛訳、ダイヤモンド社)や、『ピーター・リンチの株式投資の法則』(酒巻英雄監訳、ダイヤモンド社)を読んでみましょう。かれのシンプルな投資哲学にふれて、スカッとした
気分になれます。

リンチは、一九七七年にフィデリティ社のマゼラン・ファンドの運用を任されました。当時、このファンドの内容は悲惨そのもので、総資産は一八〇〇万ドル、おまけに株式市場はひどい停滞期でした。これを一九九〇年には総資産一四〇億ドルという世界最大級のファンドに育て上げたというのですから大したものです。一九八〇年から一九九〇年までの一〇年間のパフォーマンスは業界トップでダウ平均に勝ち続け、もし一九七七年にマゼラン・ファンドに投資したら、一九九〇年にそのおカネは二八倍になっていたといいます。一九九〇年にリンチは四六歳の若さで引退しました。最近のマゼラン・ファンドのパフォーマンスは低迷しています。

かれの成功の秘訣は、理解できる株を割安で買うという、やろうと思えば誰にでも実行できる方法でした。「クレヨンで説明できないアイデアには、決して投資するな」 といった言葉にそれがよく表れています。

リンチと似た投資哲学の持ち主として、全米トップクラスの資産家、ウオーレン・パフェットがいます。バークシャー・ハサウェイ社を運営しているパフェットは、いまでも現役のカリスマ的ファンド・マネジャーです。残念ながら、かれ自身の著作はないのですが、『株で冨を築くパフェットの法
』 (ロバート・G・ハグストローム、三原淳雄・土屋安衛訳、ダイヤモンド社)があります。そのほか、『ウオーレン・パフェット 自分を信じるものが勝つ!』(ジャネット・ロウ、平野誠一訳、ダイヤモンド社) という語録集が出ています。

肩肘張らずに軽く読める物としては、チャールズ・シュワブ証券社長を務めたことのあるティモシー・マッカーシーが著した『お力ネに目覚めよ、日本人!』(毎日新聞社) が好著です。平易な文章で投資の王道を伝えようとするスタンスには好感が持てます。さわかみ投信株式会社を率いる澤上篤人が書いた『この三年が投資信託の勝負どき』(明日香出版社)は、同氏のユニークなポリシーや考え方をストレートに表現しています。内容については一部異論があるかもしれませんが、異なる見方を知っておくことば、幅広い視野を持つために必要です。。
抜粋終

デイトレード向けの本ではありませんが、個人投資家の中長期の資産運用の指南書として、これ以上のものはないと思います。
一度じっくり時間をかけて読むことをお薦めします。

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